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一生に一度の家づくり。注文住宅を建てるのであれば、木材にもこだわりたいところです。しかし、どの木材が良いのかを判断するのはとても難しいことですが、木材の種類を把握して、それぞれの特徴と魅力を知ることが大切です。木材と言ってもかなりの種類がありますので、代表的な木材の特徴について、知っておくといいでしょう。
柔らかで軽い杉は、加工がしやすい木材として、構造材だけでなく、内装材や家具類にも幅広く使われています。一部を除き、日本中で自生・植林されている杉は、日本の気候にとても適していて、日本人にとっては最も身近な木材です。
杉の真骨頂といえば、やはり浮づくりの杉フローリングです。浮づくりとは、木の表面を丁寧にこすることで木の硬い部分のみを残して、年輪を浮かび上がらせる加工のことをいいます。浮きづくりは木目が立体的に浮かび上がって美しいですし、表面が傷つきにくくなるというメリットもあります。
総檜づくりの家や檜風呂は、森林浴をするのと同じようにフィトンチッドを放出し、心地よい安らぎを与え、リラクゼーション効果があります。フィトンチッドは、高い抗菌性とともにストレス解消に効果がある物質で、檜はフィトンチッドの含有率が高く、伐採後しても発散し続けるのです。檜に含まれる木の香りは、脳と自立神経の活動を鎮静化し、リラックスできることが分かっていて、血圧を低下させたり、脈拍の乱れを減少させたり、快眠できたりなど、数多くのプラスの効果をもたらしてくれます。
檜は防虫・殺菌効果のある精油成分をたくさん含んでいますので、防虫・防蟻効果などもありますし、そのなめらかな触り心地は素足で感じたいものです。
強度に優れているヒバには抗菌作用がありますので、ヒバを使用すると清潔な環境で生活することができます。さらにヒバには防虫機能もありますので、シロアリ対策もできますし、耐水性にも優れていますので、腐敗が心配な浴槽材などにも適している木材です。
安価で非常に取り入れやすい木材のアカマツは、強度が高いことが最大の特徴ですので、梁、敷居、フローリング、土台、造作材など、強い衝撃が与えられる可能性のある箇所に使用するといいでしょう。さらに、アカマツはクリーミーな白色が特徴的ですが、年月を経るとともに、色合いが渋く変化します。長期間にわたって変化して行く様を観察するのも楽しみの一つです。
家づくりには欠かせない木材ですが、上記以外にもたくさんの種類があります。それぞれの特徴を知っておくと、どんな木材がどんな場所に適しているかがわかりますので、より一層家づくりが楽しくなります。