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日本家屋の大半を占める木造住宅。自然素材を使用した「木の家」は、家を建てるときには必ず候補に挙がる、憧れの家ではないでしょうか。ここでは、メリットの多い木の家を建てるときの注意点を詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
ジメジメした湿気を吸収し、乾燥した空間には放出する調湿効果が優れているのが、木材のメリットの一つでもあります。その際、木材は呼吸をするように膨らんだり縮んだり変形しています。膨張収縮を繰り返すときに、割れやひずみができてしまったり、反ってしまったりすることがあります。木造住宅を建てるときには、そうした木材の性質を十分に理解して、その変化も計算に入れて創ることができる熟練の職人さんにお願いするのがいいでしょう。
木は、生まれ育った場所や種類によって一本一本個性が違います。それらの特性を理解し、適材適所に使用できる職人さんがいるのを確かめておくのも大切です。
木造住宅は、一般的に鉄骨系に比べて強度や耐久性が低いとされています。耐震性についても不安の声があがることもありますが、木造建築は、地震の多い日本で昔から伝わる工法で十分に地震対策ができています。
鉄骨とは違い自然素材なので、カビの発生やシロアリに代表される害虫被害を受けやすく、耐久性が問われることもありますが、定期的に防蟻(ぼうぎ)点検や薬剤散布などメンテナンスをすることで防ぐことができます。
木造建築は、現場に木材を運んでその場で組み上げていき、工場で加工できない細かい部分は職人が直に加工してきます。そのため、職人の熟練度や施工会社の方針などによっては、施工方法や住宅の仕上がり、品質にばらつきが生じてしまいます。木造建築の実績が高い施工会社や、ベテランの職人さんが揃っているかどうかなど、事前に調べてから注文するのが良いでしょう。工事中も現場に足を運び、気になることを伝えるようにするのも大切です。
木造建築は、鉄骨よりも自然災害の影響を受けやすく、被害が出やすいというデメリットがあります。特に台風による被害が多く、注意が必要ですが、部分的な修繕は鉄骨よりもしやすいのです。
浸水の可能性や、地震が多発しやすい地域で木の家を建てるときには、基礎を高めに計画してもらうなど、最初に対策をしておくことが大切です。
木造建築は、日本の気候や土地の特徴に適した工法で、施工できる業者も多いため、選択の自由度があります。それだけに、実績があり、ベテランの職人さんがいる業者を選ぶことが大切です。木の家は天然素材で造るため、鉄骨系にはないデメリットもありますが、メンテナンスを適切に行えば、木の温かみを感じながら長く快適に暮らせる素敵な住宅になるはずです。