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世界的な木材高騰、いわゆる「ウッドショック」が2021年に入ってから続いています。その影響は、徐々に国内の注文住宅の価格にも及んでいる模様です。ここでは、このタイミングで注文住宅を検討している方に対し、現実的な「ウッドショック」対策を3点ほど提案したいと思います。
注文住宅の最大の魅力は自由度の高さです。自由度が高いということは、設計はもとより、木材選択の自由度も高いということ。当初予定していた木材がウッドショックで高騰している状態ならば、予定を変えて、別の木材に変更することも検討してみましょう。
ただし、長年にわたる夢だった注文住宅でもあるので、そう簡単に木材の種類を変えるわけにはいかない、という人も多いでしょう。予算オーバーしても良いのであれば問題はありませんが、当初の予算内に収めたいならば、ここで一旦立ち止まってしまいます。
そのような場合には、たとえば、梁の数を減らしたり、その木材を使った床の面積を減らしたりなど、「木材の量」自体を減らす工夫をしてみてください。設計士に相談すれば、親身になって対応してくれるでしょう。
もとより、木材だけではなく住宅全体の視点から、改めて優先順位を確認してみることが大事。優先順位の高いものから実現していくよう設計し直せば、予算内でも限りなく理想に近い注文住宅が実現することでしょう。
ウッドショックが一段落して、木材の価格が落ち着くまで注文住宅を一旦保留にする、という方法も現実的でしょう。
ただし、どの程度の期間を待てば木材価格が落ち着くかは、誰にも分かりません。もとより、いつか木材価格が落ち着くかどうかも定かではありません。株式などと同様に、将来の価格変動を予測することは極めて難しいと考えておきましょう。
ウッドショックがいつ頃まで続くかは分かりませんが、木材不足が徐々に深刻化していることは事実です。今後ますます、ウッドショックが深刻化・長期化していく可能性が高いでしょう。
このような状況の中で注文住宅を検討するならば、なるべく早めに住宅メーカーと契約したほうが、少しでもウッドショックの影響を軽くすることができると考えられます。特に、結婚や出産、引っ越しなど、何らかのライフイベントにあわせて注文住宅を買うことが「確定」しているのであれば、ウッドショックを前に足踏みせずに、速やかに契約をしてしまったほうが良いでしょう。
当初予定していたよりも価格は高めになるかもしれませんが、少しでも早く契約をすれば、後々になり「あのとき契約していて良かった」という状況になるのではないでしょうか。